モロヘイヤはシナノキ科に属しています。
原産地はエジプトでクレオパトラも食べていたそうです。
また、古代エジプトの伝説に、どんな薬を飲んでも治らなかった王様の難病が、モロヘイヤスープで治ったという話があるそうです。それ以降、モロヘイヤをアラビア語で『ムルキーヤ(王様の野菜)』と呼ぶようになったのが語源だそうです。
そんなモロヘイヤですが青菜の中でもずば抜けた栄養価を持っています。カロチンは人参の約1.5倍、ほうれん草の約3.5倍も含みます。カロチンは、体内に入るとビタミンAに変化します。ビタミンAは皮膚や粘膜の健康を保つのに必要なビタミンです。また最近ではガンの予防や老化を防ぐことが明らかにされています。
食物繊維も豊富です。食物繊維は腸の機能を活発に刺激するので、 便秘予防や改善に、また、血中の糖分や中性脂肪も抑制され、肥満の予防に効果的です。
カリウム、カルシウム、鉄分も豊富で、カリウムは、高血圧の予防に効果があり、不足すると 体がだるくなります。
カルシウムは、骨、歯を丈夫に保つ他、新しい細胞をつくるのにも必要不可欠です。
鉄は、血をつくるのに欠かせない栄養素で、貧血防止になります。
食べ方は、ゆでてから水にさらし、軽く刻んでスープや味噌汁に入れたり、長芋や納豆と和えても美味しいです。
栄養満点、ツルっと食べやすいモロヘイヤ!
ぜひ食べてみてください!(国)